コールドウォレットから取り出せなくなったときの緊急脱出方法
こんにちは。
今日はウォレットのお話をします。
今日お話するウォレットは
前回の続きになって恐縮ですが、
主にSimplyCashが不測の事態で
緊急脱出が必要になったときに
大活躍をするウォレットです。
なんのことか話が飲み込めず
意味不明の方は前回の記事を
読んで頂ければと思います。
この記事を読んで理解すれば、
もう突然の不測の事態が起きて
SimplyCashのアプリが使用不可
になったとしても大丈夫です!
逆にこの記事を読まないと
不測の事態に対応できず、
最悪の場合あなたが持つBitcoinSV
をすべて失うかもしれません。
では早速解説していきます。
SimplyCashと互換性がある
ウォレットサービスの名前は、
ElectrumSVです!
このウォレットサービスは
デスクトップ専用ですので、
スマホアプリは存在しません。
パソコンからアクセスします。
まず下記URLをクリックして下さい。
パッと見た感じ突然英語がドバっと
表示されるので、英語が苦手な人は
『うわっ』と思うかもしれませんが、
これからお伝えする手順をそのまま
マネして頂ければ問題ありません。
まずElectrumSVをパソコンの中に
インストールします。画面右上の
Downloadをクリックして下さい。
クリックすると、次の画面に移ります。
あなたが使っているパソコンのOSに
合ったものをダウンロードして下さい。
ちなみに私はWindowsユーザーですが、
とりあえずElectrumSV-1.2.5.exeを
ダウンロードしてみました。
特に動作に問題はありませんでした。
Windowsの場合は、
次のような警告が表示されます。
【詳細情報】→【実行】の順番に
クリックしてダウンロードします。
ダウンロードしたら起動します。
Do not show me againの欄に
クリックでチェックを入れましょう。
そしてOKをクリックして下さい。
何も変更する必要はありません。
自動接続のままNextをクリック。
"ファイルは存在しません"と
不安になるような文言がありますが、
構わずNextをクリックして下さい。
Standard walletを選択します。
最初からチェックが入っているので、
何も触らずNextをクリックして下さい。
ここで、ひとつだけ操作をします。
Create a new seedではなく、
I already have a seed
にチェックを入れて下さい。
そしてNextをクリックします。
SimplyCashで作成した12個の
復元フレーズを入力します。
単語と単語の間は半角スペースです。
入力が完了したら、
オプションをクリックして下さい。
BIP39シードの欄にチェックを入れて
OKをクリックして下さい。
ここでウォレットの規格を
SimplyCasnに適合するように
ちょっとだけ変更します。
最初の状態では
m/44'/0'/0'となっています。
これをm/44'/145'/0'
に変更して下さい。
※0が145に変更になっているだけです。
そしてNextをクリックします。
パスワードは任意です。
つまり無くても問題ありません。
不安な方は付けてもいいですが、
用途が緊急時の脱出用としての
踏み台と考えれば、個人的には
パスワード不要と考えます。
※もちろん復元後すぐに
違うウォレットに移行する前提
ありきのお話をしております。
復元後、ElectrumSVの中で
BitcoinSVを保有したい場合は、
迷わずパスワードを設定して
漏洩対策をして下さい。
以上で作業は終わりです。
あとは勝手に同期されます。
ご自身のインターネット環境と
取引データの量によっては、
同期するまで読み込みに時間が
かかる場合もあると思いますが、
そこは気長に待ちましょう笑
以上が、SimplyCashで作成した
ウォレットデータをElectrumSV
で復元させる作業手順でした。
ウォレット間の同期については、
まだまだ分かっていない部分も
たくさんあるのですが、
引き続き色々検証して
ブログでご紹介したいと思います!
ここまで読んで下さり、
ありがとうございました。