無料で作成できる高セキュリティなウォレットのお話～後編～
こんにちは。
前回に引き続き、今回もSimplyCash
で作るコールドウォレットについて、
アレコレまとめていきたいと思います。
前回は概要と作成に関する内容でした。
今回は主に【送信】に関する内容です。
BitcoinSVをコールドウォレットに
入れたのはいいけど、肝心なときに
取り出し方（送信方法）が分からない！
ということがないように、
今回も最後までしっかり読んで下さい。
この記事は後編にあたります。
前編を読んでいない方は、
下記のリンクからご覧下さい。
前回はコールドウォレットと、
それを監視・操作するウォレットの
２つを作成しましたね。
今回はその続きからお話をします。
現在あなたの手元には
２つのスマホがあると思います。
ひとつは通信を断ったスマホ。
これがコールドウォレットですね。
もうひとつは通信バリバリしていて
現在あなたが日常で使っているスマホ。
BitsoinSVを受信する際は、
通信バリバリのほうを使って下さい。
基本的にコールドウォレットで
何かを操作するということは
【送信】以外ありません。
もう一度言います。
コールドウォレットを使うことは
送信操作以外ありません！！！
受信、過去の履歴を見る場合は
通信バリバリのほうで操作して下さい。
それでは今日のメインテーマ
【送信】についてお話していきます。
まず監視用のウォレットを用意します。
これは通信バリバリのスマホですね。
ホーム画面を開いたら、
画面右上の『･･･』をタップして、
一番上の『送信』をタップします。
そして送信先のBSVアドレスと、
送信したい金額を入力していきます。
終わったら、『送信』を押します。
すると下の画像のようになります。
『コールドウォレットでスキャン』
と書かれた下にQRコードがあります。
これを非通信のスマホでスキャンします。
まずコールドウォレット側のスマホで
SimplyCashを立ち上げて、ホーム画面
にありますカメラのアイコンを長押し。
するとカメラが起動するので、スキャン。
すると、"コールドウォレット側では"
下の画像のように表示が変化します。
黒線で囲った『署名』をタップして下さい。
すると下の画像のようになります。
『ホットウォレットでスキャン』
という文字の下にありますQRコードを
通信バリバリのスマホでスキャンします。
すると、送信が完了します。
詳しい内部処理はぶっちゃけ
どうなっているか分かりませんが、
コールドウォレット側は外部との
通信を一切断っていますので、
いわゆる予期せぬハッキングには
めちゃくちゃ強いと思います。
通信バリバリのスマホに入っている
SimplyCashも、これ単体では
結局のところ送信操作ができません。
しかもバックアップフレーズの確認も
不可ですので、そもそも監視用の
SimplyCashにはロック機能がありません。
ちなみにコールドウォレット側の
SimplyCashは、普段どおりロック機能が
ありますので設定することをオススメします。
加えてコールドウォレット側からは
バックアップフレーズの確認ができるので、
万が一コールドウォレットのスマホが
イカれたときのためにフレーズの控えは
しておいたほうが無難でしょう。
個人的には、この仕組みなら
ハッキングはもちろんバックドアによる
不正流出も防げるのでは？と思って、
SimplyCashに資産を移動させました。
もしあなたがBSVを安全に守りたい！
けどどうしたらいいんだろう？
あまりお金もかけたくないし･･･
と思っているなら、
今回ご紹介した方法がもしかしたら
お役に立つかもしれません。
あくまでも自己責任ですので
この方法を試したことによる損害等の
責任を負うことはできかねますが、
私はこの方法で管理しております。
（普段使いのBSVは別ですよ）
まずは少額で試していて、
あなたが納得したら資産のお引越しも
検討してみたらいいと思います。
ここまで読んで下さり、
ありがとうございました！
